船舶検査・免許

バキータは船検や船舶免許は必要?

船舶検査や船舶免許が必要になるかは、使用する船の長さや搭載するエンジンの出力、安全性などによって決められています。

バキータのエンジン出力は25lbs(約0.3kW)、緊急停止機能や、プロペラカバーも備わっており、出力と安全性については不要条件を満たしています。

問題となるのは、取り付けるサップボードやカヤックの長さになります。

長さ=登録長=全長×0.9

ここで言う「長さ」とは、「登録長」と定義されており、舵のない船外機船などは、「船の全長の90%」が登録長となります。サップボードやカヤックには舵がついていないため、「長さ=全長×0.9」となります。

この「長さ」が、3メートル未満の場合、船舶検査や船舶免許が無くてもバキータを使用出来ます。

長さが3メートル以上のSUPやカヤック

バキータを取り付けるSUPやカヤックの「長さ」が、3メートル以上(全長が3.4メートル以上)になるとどうなるでしょうか?

船舶免許

必ず必要になります。

船舶検査

条件により、必要になるケースがあります。

船舶免許は、長さの規定により必ず必要になります。

参考:船舶免許が不要な条件

船舶検査は、条件により必要になる場合があります
例えば、長さが3.5メートルのカヤックにバキータを取り付けると、使用する場所によっては船舶検査が必要になります。

詳しくは、下記の船舶検査が不要な条件をご確認ください。

船舶検査が不要な条件

船舶検査が不要な条件は、下記のとおりです。

  • ・長さ3メートル未満で、エンジンの出力が1.5kW未満の小型船舶
  • ・長さ12メートル未満で、以下の(1)~(3)の要件をすべて満たすもの
    • (1)旅客の定員が3人以下
    • (2)エンジンが船外機船の場合
      • 長さ5メートル未満の船舶…出力が3.7kW以下
      • 長さ5メートル以上の船舶…出力が7.4kW以下
    • (3)以下に掲げる水域のみを航行する
      • ・湖、沼、池、ダム、せきなどで貯留された50km2以下の水域
         ※琵琶湖、霞ヶ浦、猪苗代湖、支笏湖、サロマ湖は除く
      • ・告示で定める湖、海域
         能取湖、屈斜路湖、風蓮湖、洞爺湖、小川原湖、十和田湖
         浜名湖、宍道湖、中海、浦ノ内湾、江田島湾、羽地内

出典:JCI日本小型船舶検査機構HP「検査対象の船舶について」

先程の例でいうと、長さが3.5メートルで、1人乗りのカヤックにバキータを取り付ける場合、水域が50平方キロメートル以下の水域であれば、船舶検査無しで使用出来ます。(例外あり)

大きめのSUPやカヤックでバキータのご利用いただく場合、予定の水域が不要条件に該当するかどうかわからなければ、一度、JCI(日本小型船舶検査機構)へお問い合わせください。

船舶免許が不要な条件

  • ・長さ3メ-トル未満で、エンジンの出力が1.5kW未満の小型船舶
  • ・直ちにプロペラの回転を停止することができる装置を有する船舶
     その他のプロペラによる人の身体の障害を防止する装置を有する船舶
     例)非常停止スイッチ、キルスイッチ、遠心クラッチ、中立ギア、巻き込み防護用のプロペラガード等

出典:国土交通省HP「免許不要の船舶」

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